ワクチンの安全性に懸念、25か国170名以上の医者や科学者らが欧州医薬品庁へ公開書簡

新型コロナウイルスのワクチンの安全性に懸念があるとして、25か国100名以上の医者や科学者からなる「Doctors for Covid Ethics」という団体が欧州医薬品庁へ2021年2月28日に公開書簡を提出したようです。

※追記:2021年5月5日時点で170名以上の署名が見られます。

欧州医薬品庁はこの書簡が提出された時点ではファイザーモデルナアストラゼネカの3つの遺伝子ワクチンを緊急承認していたと思われますが(※その後ジョンソンエンドジョンソンのワクチンも緊急承認)、これらの遺伝子ワクチンの安全性に関する調査が不十分ではないかとの懸念が表明されているようです。

ドイツのヨハネス・グーテンベルク大学マインツで教授を務めていたというSucharit Bhakdi(スチャリット・バクディ)氏をはじめとして170名以上の署名が見られます。

Perspectives on the Pandemic | "Blood Clots and Beyond" | Episode 15

参考動画|Sucharit Bhakdi氏による公開書簡の解説(動画の別リンクはこちらこちら

2021年2月28日の公開書簡の全文は以下で閲覧できます。

Urgent Open Letter from Doctors and Scientists to the European Medicines Agency regarding COVID-19…
Emer Cooke, Executive Director, European Medicines Agency, Amsterdam, The Netherlands

この公開書簡に対する欧州医薬品庁からの返答(2021年3月23日)は以下で閲覧できます。

Reply from the European Medicines Agency to Doctors for Covid Ethics, March 23, 2021

この返答に対して、危険性を過小評価しているとの反論(2021年4月1日)は以下で閲覧できます。

Rebuttal letter to European Medicines Agency from Doctors for Covid Ethics, April 1, 2021
From Doctors for Covid Ethics

ワクチンの血管内皮細胞への取り込みと損傷、血栓や出血、血小板減少症、自己免疫疾患、脳静脈洞血栓症(CVST)、抗体依存性感染増強 (Antibody-dependent enhancement, ADE)、播種性血管内凝固症候群(disseminated intravascular coagulation, DIC)といった可能性について懸念が示されているようです。

ワクチンの緊急的な推奨を直ちに停止しない場合は、ニュルンベルク綱領に違反する可能性があるとの警告がなされています。

※以下に関連するニュース記事や論文などを挙げておきます

アストラゼネカ製のワクチンについては4月8日時点でEU当局がすでに血栓を稀な副反応として認めたようです。

「血栓症は副反応」EU当局が認定 アストラゼネカのコロナワクチン…多くは60歳以下の女性:東京新聞 TOKYO Web
【ロンドン=藤沢有哉、パリ=谷悠己】英製薬大手アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンを巡り、欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EM...

アストラゼネカのワクチン接種後に起きる静脈血栓症・血小板減少症(「ワクチン起因性免疫性血栓性血小板減少症」)について最初に報告した論文はこちら

Thrombotic Thrombocytopenia after ChAdOx1 nCov-19 Vaccination | NEJM
Original Article from The New England Journal of Medicine — Thrombotic Thrombocytopenia after ChAdOx1 nCov-19 Vaccination
Thrombosis and Thrombocytopenia after ChAdOx1 nCoV-19 Vaccination | NEJM
Original Article from The New England Journal of Medicine — Thrombosis and Thrombocytopenia after ChAdOx1 nCoV-19 Vaccination

アストラゼネカ社のワクチンについてはデンマークが完全に使用を停止したほか、各国で若年層への接種を控える動きが出ているようです。

デンマーク、英アストラゼネカ製ワクチンを完全に使用中止 血栓懸念で - BBCニュース
デンマーク政府は14日、英オックスフォード大学/アストラゼネカ製の新型ウイルスワクチンの使用を完全に中止すると発表した。まれに起きる血栓症を懸念したためで、欧州では初めての全面使用中止となった。
英アストラゼネカ製ワクチン、各国で広がる接種再考の動き(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース
英製薬大手アストラゼネカとオックスフォード大学が開発した新型コロナワクチンについて、世界各国が使用を制限する動きに出ている。英国および欧州の規制当局が、このワクチンの接種と、非常に稀な血栓の発生に関
英国でアストラ製ワクチン接種後に血栓209件…41人死亡(中央日報日本語版) - Yahoo!ニュース
英国でアストラゼネカの新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチン接種後に血栓が発生した事例が計209件となり、この中で41人が死亡したとロイター通信などが29日(現地時間)、報じた。 英国医薬品

デンマークはジョンソンエンドジョンソン社のワクチンについても完全に使用を停止したようです。

デンマーク、J&J製ワクチンを除外 血栓症懸念で(ロイター) - Yahoo!ニュース
[コペンハーゲン 3日 ロイター] - デンマーク保険当局は3日、国内の新型コロナウイルスワクチン接種プログラムから米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製ワクチンを除外すると発表した。

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