動物

遺伝子・進化・生態

ダーウィンフィンチで有名な適応放散、鳩の羽に付くシラミで実験的に確認ー進化生物学最新研究

ハトの羽に付くシラミの体色が、わずか4年間で様々な色に進化することが実験で鮮やかに示された。進化生物学論文誌「Evolution Letters」に2019年3月に掲載されたSarah E. Bush氏らの研究では、ハトの羽繕い行動によって...
遺伝子・進化・生態

人間も顔負け?世界最小のマレーグマは仲間の顔の表情をマネできる事が判明ー最新研究

顔の表情を真似する事は、人間やゴリラだけの特権ではなかったようだ。英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に2019年3月に掲載されたDerry Taylor氏らの研究によると、世界で最も小さいクマ「マレーグマ」は、仲間の顔の表情を正確に...
心理学・人間行動

第6感?ヒトが地磁気を知覚できる証拠、脳波から発見ー最新研究

人間の新しい「第6感」を示唆する科学的証拠が見つかった。米科学誌「eNeuro」に2019年3月に掲載されたConnie X. Wang氏らの研究によれば、渡り鳥やミツバチなど多くの動物がナビゲーションに利用している地球の磁場を、ヒトでも感...
心理学・人間行動

先住民族のボディペイントの謎、シマウマの縞模様と共通する生存上の意外なメリットとは?ー最新研究

アフリカなどの先住民族に見られるボディペイントには、一体どんな意味があるのだろう?英科学誌「Royal society Open Science」に2019年1月に掲載されたGábor Horváth氏らの研究によれば、先住民族のボディペイ...
テクノロジー・AI

実験で蚊の絶滅に成功した遺伝子ドライブーその危険性、課題と安全対策

2018年には、遺伝子ドライブにより実験室でマラリアを媒介する蚊を絶滅させることに成功したとの論文が発表されています。 さまざまな応用が期待される一方で、生物種全体を遺伝的に改変することに対する懸念も大きいようです。誤って実験室から野外に遺...
テクノロジー・AI

全く同じ遺伝子を持つクローン猿2匹が中国で誕生、霊長類で初ー最新ニュース

「クローン人間」が誕生する日も遠くないだろう。 米科学誌「セル」に先週発表されたZhen Liu氏らの研究では、体細胞核移植によって元の個体と全く同じ遺伝子を持つクローン猿を作り出すことに成功したという。 アイキャッチ画像(イメージ):カニ...
テクノロジー・AI

2017年話題になった生物学の最新ニュース・論文まとめ10選

Altmetric社が2017年に影響力の大きかった論文トップ100のランキングを発表しています。 当記事ではその中からオンラインで無料閲覧できる2017年話題になった生物学関係の研究論文を10本ご紹介します。 第63位 3Dプリンターで作...
遺伝子・進化・生態

自種の鳴き声が聞こえないカエル、なぜ鳴く?最新動物行動研究

このカエルは自種の鳴き声が聞こえないのに、なぜ鳴くのだろう?(写真:Sandra Goutte氏らの論文より) ネイチャーの姉妹誌「サイエンティフィック・リポーツ」に先月掲載されたSandra Goutte氏らの研究によると、ブラジルに生息...
遺伝子・進化・生態

オランウータンはヒトの声をマネできる事が判明!【動画】最新動物行動研究

ヒトの「言語を話す能力」の進化的起源は、オラウータンにまで遡れるかもしれない。 ネイチャーの姉妹誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載されたダラム大学のAdriano R. Lameira氏らの研究では、オラウータンが声帯を使ってヒトの...