健康・環境

テクノロジー・AI

2019年話題になった最新科学論文・ニュースまとめ10選

Altmetric社が2019年に世界的に話題になった論文トップ100のランキングを発表しています。 当記事ではその中から、管理人の独断と偏見で面白いと感じた研究論文を10本ご紹介します(出典論文リンク付き)。 第94位 痛みを感じないとい...
健康・環境

電子タバコが肺・脳・血管に悪影響を及ぼす機構が判明ー最新論文

従来のタバコと比べて電子タバコが「安全」だという保証はないようです。 「European Heart Journal」に2019年11月に掲載されたMarin Kuntic氏らの論文では、喫煙者とマウスを対象とした調査・実験により、電子タバ...
健康・環境

ホワイトノイズとは?睡眠や記憶力への効果や影響など研究・論文まとめ

「シャー」という雑音であるホワイトノイズは、赤ちゃんの睡眠を促したり、記憶力などのパフォーマンスを向上させる効果などが報告されている一方、場合によって赤ちゃんや脳に悪影響を与える可能性も一部の論文では指摘されているようです。 本記事では、ホ...
テクノロジー・AI

人工肉・培養肉の食感をより本物らしくするための繊維、ゼラチンで開発ー最新研究 

人工肉(培養肉)が近年注目されているようですが、たとえば食感などの面でまだ課題もあるようです。 学術誌「npj Science of Food 」に2019年10月に掲載されたLuke A. MacQueen氏らの論文では、より本物の肉らし...
健康・環境

ブルーライトが脳や寿命に悪影響を及ぼす可能性、ハエの実験で判明【最新研究】

スマホやパソコンの画面と長時間向き合うことで、何かしら健康に悪影響がある可能性も否定はできないのかも知れません。 学術誌「npj Aging and Mechanisms of Disease」に2019年10月に掲載されたTrevor R...
テクノロジー・AI

ゲノム編集だけではないCRISPR、ウイルスの検出・破壊で医療へ応用【最新研究】

CRISPRといえばゲノム編集が有名ですが、他の方法でも医療への応用が可能なようです。 学術誌「モルキュラー・セル」に2019年10月に掲載されたCatherine A.Freije氏らの論文では、CRISPRのCas13という酵素によって...
健康・環境

赤肉・加工肉ではガンにならない?健康常識を覆す最新研究が物議を醸す

米国内科学会が発行する雑誌「Annals of Internal Medicine」に2019年10月に掲載された新しいガイドラインでは、これまで体に悪いとされてきた赤肉や加工肉の摂取について「現状を維持するべき」と主張しており、物議を醸し...
健康・環境

北米の鳥類が過去50年で約30億羽、30%近く減少したことが判明ー最新ニュース

米科学誌「サイエンス」に2019年9月に掲載されたKenneth V. Rosenberg氏らの論文によれば、北米の鳥類が過去約50年間で約30億羽、29%減少したことがわかったようです。 参考動画|American Bird Conser...
健康・環境

リンゴに1億の微生物、細菌の多様性は有機栽培の方が高いと判明ー健康にメリットか【最新研究】

私たちはリンゴを食べるたびに、無数の微生物を一緒に体内に取り込んでいるようです。 学術誌「フロンティアーズ・イン・マイクロバイオロジー」に2019年7月に掲載されたBirgit Wassermann氏らの論文によれば、リンゴに含まれている細...
健康・環境

昆虫食とは?メリット・デメリットや栄養、日本・世界の昆虫食などまとめて簡単に紹介

「昆虫食」が近年注目されています。将来懸念される食糧危機などを考慮して国連が推奨している他、2030年には市場規模が79.6億ドル(約8500億円)に達するとの見通しも発表されています。 この記事では、2013年のFAO(国連食糧農業機関)...
健康・環境

妊娠中のフッ素摂取が子供の知能指数低下と関連かー最新研究

妊娠中にフッ化物(フッ素と他の元素との化合物の総称)に曝されることで子供の知能発達に有害な影響が及ぶ可能性が最新研究で示され、物議を醸しているようです。 アメリカの医学雑誌「JAMA(米国医師会雑誌)」に2019年8月に掲載されたRivka...
健康・環境

昆虫にも痛覚があり、ケガ後に慢性痛を感じている可能性が実験で判明ー最新研究

虫にも痛覚があり、慢性的な痛みを感じている可能性を示唆する証拠がハエの実験から得られたようです。米科学誌「サイエンス・アドバンシーズ」に2019年7月に掲載されたThang M. Khuong氏らの論文によると、ショウジョウバエでは傷が回復...
健康・環境

HIVの除去にマウスで成功ー抗ウイルス薬とゲノム編集を併用、完治治療へ向け一歩前進か【最新研究】

抗ウイルス薬を用いる現在のHIV(ヒト免疫不全ウイルス)治療では、HIVは完治しないため、薬を一生飲み続ける必要があるようです。しかし今回、英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に2019年7月に掲載されたPrasanta K. Da...
健康・環境

朝食を食べることはダイエットには役立たない可能性、最新研究が示唆

「痩せたければ朝食を食べたほうが良い」との定説に疑問を投げかけるレビュー論文が発表され話題となっています。英医学誌「ブリティッシュ・メディカルジャーナル(BMJ)」に2019年1月に掲載されたSievert氏らのレビュー論文によれば、過去2...