心理学・人間行動

ヒトの顔は不完全な写真の方が魅力的に見えると判明ー最新心理学研究

女性が実際より美しく見えてしまう「夜目遠目笠の内」ということわざを実証するような研究結果が発表されています。 英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」で2020年1月に発表されたDiana Orghian氏らの論文によれば、不完全な顔写真...
心理学・人間行動

心理学の面白い研究論文まとめ

当サイト「ダーウィン・ジャーナル」では、ブログ形式でさまざまな最新研究論文や科学ニュースを簡単にわかりやすく紹介しています。 このページでは、心理学や人間の感情・行動などについて管理人が面白いと感じた最近の研究をまとめました。今後も新しい論...
心理学・人間行動

夫のストレスは妻の稼ぎが世帯収入の40%を超えると増加ー最新心理学研究

配偶者の収入は夫の心理的なストレスと関連している可能性があるようです。 心理学雑誌「Personality and Social Psychology Bulletin」に2019年10月に掲載されたJoanna Syrda氏の論文によれば...
心理学・人間行動

絵文字をよく使う人ほどセックスの頻度が多い、独身者の調査で判明ー最新心理学研究

絵文字や顔文字は、もしかすると現代の恋愛において有効なツールなのかもしれません。 学術誌「プロスワン」に2019年8月に掲載されたAmanda N. Gesselman氏らの論文では、パートナーがいない成人を対象として調査した結果、絵文字や...
遺伝子・進化・生態

性別の決定は精子の速度が鍵?「産み分け」の新しい簡単な方法を発明ー最新研究

子の性別を産み分けるための、簡便な方法が新たに開発されたようです。 米科学誌「プロス・バイオロジー」に2019年8月に掲載された梅原 崇氏らの論文では、X染色体を持つ精子とY染色体を持つ精子を、遺伝子活性にもとづく運動性の違いを利用して分離...
心理学・人間行動

女性は室温が高いほど数学の成績が向上?温度影響の男女差が判明ー最新研究

職場の部屋が暖かくなると、女性の仕事の生産性が上がる可能性があるようです。米科学誌「プロスワン」に2019年5月に掲載されたTom Y. Chang氏らの研究では、室内の温度を操作できる環境で男女の認知パフォーマンスの違いを調べた結果、数学...
心理学・人間行動

独り身の男は匂う!?82人の女性が男性の体臭をかぐ実験で判明、最新心理学研究

女性は男性の匂いによって、彼女がいるか、それとも独り身なのかを区別できるのかもしれない。心理学論文誌「フロンティアーズ・イン・サイコロジー」に2019年2月に掲載されたMehmet K. Mahmut氏らの論文によれば、女性が男性のTシャツ...
テクノロジー・AI

あなたの顔に一瞬現れる「微表情」からAIが本音の感情を読み取る!?ー最新心理学研究

顔の「微表情」とは、無意識のうちに本音の感情がかすかに一瞬現れるもので、怒りや喜び・悲しみなどの感情が読み取れるという。この微表情を人工知能で自動分析しようとする試みが、近年注目されている。セキュリティ分野や臨床診断、法廷での科学捜査など様...
心理学・人間行動

化粧の科学ー女性の顔の魅力を高める鍵はコントラストと対称性!?最新心理学研究

目の上側の化粧は顔の魅力を高めるのに、目の下側の化粧は顔の魅力をそこねる ー 最新の心理学研究で面白い結果が明らかになった。心理学論文誌「フロンティアーズ・イン・サイコロジー」に2018年12月に掲載されたA.C. Killian氏らの研究...
心理学・人間行動

女性がハイヒールを履く生物学的理由が判明!腰の湾曲が性的魅力高めるー最新心理学

なぜ女性はハイヒールを履くのだろう?進化生物学的な観点から長年の謎が解明された。 心理学学術誌「フロンティアーズ・イン・サイコロジー」に昨年掲載されたDavid M. G. Lewis氏らの研究では、女性がハイヒールを履いた時に腰の湾曲(カ...
心理学・人間行動

同性愛/異性愛に関わる遺伝子発見?男性の性的指向の最新ゲノム研究

「ゲイ遺伝子」のような性的指向(同性愛/異性愛/両性愛など)を決める遺伝子は存在するのだろうか? ネイチャーの姉妹誌「サイエンティフィック・リポーツ」に今月掲載されたA. Sanders氏らのゲノム研究では、男性の性的指向に影響する可能性の...
心理学・人間行動

女性が若く見える顔の特徴・共通点が判明!最新心理学研究

若く見られるにはどうしたらいいだろう?鍵は、あなたの眉毛や目や口かもしれない。 心理学論文誌「フロンティアーズ・イン・サイコロジー」に先月掲載されたAurélie Porcheron氏らの研究によると、顔のパーツが周囲から際立っていると若く...
健康・環境

「卵子の数は決まっている」との定説覆す新発見、卵巣の幹細胞で不妊治療の将来に光明かー最新研究

「生まれた時点で一生分の卵子の数は決まっており、出生後は増えない」との定説がくつがえりそうだ。 ネイチャーの姉妹誌「サイエンティフィック・リポーツ」に先月掲載されたNing Wang氏らの研究では、大人になってからも卵母細胞が作られており、...
心理学・人間行動

カップルが手をつなぐと呼吸や心拍数がシンクロ、痛みが軽減!最新科学研究

出産時に陣痛に苦しむ妻に対して、立ち会いの夫ができることは、単純に手をつなぐことかもしれない。 ネイチャーの姉妹誌「サイエンティフィック・リポーツ」に今月掲載されたPavel Goldstein氏らの研究によると、痛みにさらされている女性の...