遺伝子・進化・生態

【動画】チンパンジーはカメを叩き割って食べることが判明ー最新研究

チンパンジーが様々な動物を狩ってその肉を食べることは知られていましたが、甲羅を持つカメさえ食べるようです。英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に2019年5月に掲載されたSimone Pika氏らの研究では、アフリカのガボンに生息するチンパンジーが、カメの甲羅を叩き割って捕食する様子が初めて直接観察されました。
人間行動・心理学

朝食を食べることはダイエットには役立たない可能性、最新研究が示唆

「やせたければ朝食を食べたほうが良い」との定説に疑問を投げかける論文が発表され話題となっています。英医学誌「ブリティッシュ・メディカルジャーナル」に掲載された論文では、過去28年間の研究を分析した結果、高所得国の成人に関して、朝食を食べることが体重減少に役立っているという説を支持する証拠は見つからなかったようです。
テクノロジー・AI

2019年前半に話題になった生物学などの最新論文ニュースまとめ12選

2019年前半に世界的に話題になった論文・ニュースをまとめました。生物に関係する話題を中心に、健康・環境・テクノロジーなど、様々な分野の論文を取り上げています。ソースの学術論文の大半は、リンクからオンラインで無料で閲覧できます。2019年の面白い論文・生命科学などの最新研究を一挙にご覧ください。
遺伝子・進化・生態

奇妙な形態のカニの化石を発見、「カニとは何か」定義が揺らぐ?ー最新研究

様々な種の特徴をあわせ持つ、奇妙な形態のカニの化石が見つかった。「カニらしさ」とは一体何なのか、考え直す必要があるかもしれない。米科学誌「サイエンス・アドバンシーズ」に掲載された論文では、私たちが通常「カニ」として思い浮かべる典型的な形態とはかけ離れた、細長い体や大きな眼を持つカニの化石が報告されている。
健康・環境

除草剤グリホサートに世代を越える毒性のリスクかーラット動物実験の結果

モンサント社の商品名「ラウンドアップ」で知られる除草剤グリホサートについて、動物実験で世代を越える健康影響が示唆された。英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された研究によれば、ラットを用いた動物実験の結果、グリホサートに曝された個体の孫世代、ひ孫世代で前立腺・腎臓・卵巣の病気や肥満、出産異常などの増加を確認
健康・環境

なぜ動物は眠るの?睡眠の役割はDNAのダメージ修復かー最新研究

私たち人間を含めて、動物は一体なぜ眠るのだろう?睡眠の役割について新たな仮説が登場した。英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に掲載された論文では、睡眠によって、損傷したDNAの修復に必要な染色体の動きが神経細胞において増加することがわかった。人間の脳に対する睡眠の効果や、睡眠の健康上のメリット等への示唆に富む
テクノロジー・AI

3Dプリンタで人工心臓の作成に成功、患者自身の細胞などを素材にー最新研究

3Dプリンタで「印刷」された様々な人工臓器が、個々の患者に合わせて提供される日もそう遠くないかもしれない。科学誌「アドバンスト・サイエンス」に掲載された研究では、3Dプリンタによって、患者自身の細胞などを素材とした人工心臓を作ることに成功したという。移植しても拒絶反応を起こさないメリットがあると考えられるという。
テクノロジー・AI

賢いサルの誕生?脳に関わるヒトの遺伝子をサルに移植、倫理上の批判もー中国最新研究

中国の研究チームによる、ヒトの遺伝子をサルに移植した実験が倫理上の議論を巻き起こしている。科学誌「ナショナルサイエンス・レビュー」に掲載された研究では、ヒトの脳の発達に関わる遺伝子をサルに移植する実験を行った結果、遺伝子を導入したサルで脳の発達の遅れや、短期記憶の向上が見られたという。
テクノロジー・AI

自然消滅型の新・遺伝子ドライブ「デイジードライブ」とは?ー無限拡散の危険対策

マラリアを媒介する蚊を根絶したり、外来侵入種をコントロールできる可能性を持つ遺伝子ドライブ技術は、その自己増殖的な特性のために、無限に広がって世界中のターゲット生物種に影響を及ぼす危険性がある。米国科学アカデミー紀要に掲載された論文では、世代を重ねると自然に消滅するような、新しい「デイジー・ドライブ」技術が提案された。
健康・環境

糞便移植治療で自閉症の症状が長期にわたり改善ー最新研究

健康な人のうんちを移植して腸内微生物相を変えることで、様々な病気が治療できるようになるかもしれない。英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された研究によれば、糞便移植など、体内の共生微生物を移植する治療によって、自閉症の症状や胃腸の問題が長期間にわたって改善されることがわかったという。マイクロバイオーム
健康・環境

世界最深マリアナ海溝にすむ甲殻類の体内からマイクロプラスチックを発見ー最新研究

水深10,890メートル、世界で最も深いマリアナ海溝にすむ生物を調べた結果、驚くべき人間の影響が明らかになった。英科学誌「ロイヤルソサイエティ・オープンサイエンス」に掲載された研究では、マリアナ海溝など深海にいる甲殻類を調査した結果、その体内からマイクロプラスチックが発見された。海洋のプラスチック汚染の実態が明らかに
テクノロジー・AI

リンゴやコーンを食べるカイコが誕生、ゲノム編集で味覚の遺伝子を破壊ー最新研究

カイコの幼虫は、なぜ桑の葉しか食べないのだろう?その原因と考えられる遺伝子が見つかった。米科学誌「プロス・バイオロジー」に掲載された研究では、味覚受容体に関連すると思われる遺伝子をCRISPR/Cas9ゲノム編集技術によって破壊することにより、リンゴやナシ・コーンなどを食べる蚕を作り出すことに成功した。
健康・環境

マイクロプラスチックを海洋哺乳類の体内で発見、調査した全個体でー英最新研究

食物連鎖を通じて、私たちの体内に微小なプラスチック片が混入していたとしても驚くには当たらないかもしれない。英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された研究では、イギリスの海岸に打ち上げられたイルカ・クジラ・アザラシなど計10種・50頭の海洋哺乳類の消化管内を調べた結果、全個体でマイクロプラスチックを発見した。
遺伝子・進化・生態

シマウマが縞を持つ理由は?縞模様の服を馬に着せる実験で新たな証拠ー最新動物研究

なぜシマウマが縞模様なのかは、ダーウィンの時代から議論されてきた難問だ。今回、米科学誌「プロスワン」に掲載された研究では、馬に縞模様の服を着せる実験により、シマウマの縞模様は吸血性のアブからの攻撃を回避するのに役立っている事が示唆された。カモフラージュ、温度調節、捕食者の混乱など、しま模様の理由の様々な仮説も紹介。
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